2013年9月16日月曜日

【本】一杯の珈琲から

ラブコメやわ、ラブコメ。
いい人しか出てこないラブコメ。
悪人が一人も出てこないのよ、心穏やかに読めるわぁ

戦争前夜のお話でね
ドイツの金持ち青年が、オーストリアのザルツブルグに遊びにいくんだけど、外貨持ち出しの許可なんか全然でなくて、ドイツ側のホテルで泊まっては、文無しでオーストリア側に遊びにいくということを繰り返すわけですな。
で、ある日、手違いでオーストリアの友人にあえずに、かわりに貴族の召使いの女性とボーイ・ミーツ・ガールですわ。

まぁ今読むと、他愛もないドタバタなんだけど、当時のザルツブルグの景色や雰囲気が味わえて、なかなか楽しい体験でありました。

自由が丘 山久(さんきゅう)

朝から台風で大雨・大風
そんななかBDレコーダーからディスクがでてこなくなった…
昼過ぎには台風は通り過ぎたので、夕方から自由が丘のヤマダに修理に持ってった


台風一過ですごい空の色
山久(さんきゅう)って蕎麦屋さんで晩ご飯
揚げとうもろこし
ビールにあうっ
たこのミョウガあえ
これも美味しかった
鰊の麹あえ
これは日本酒にぴったり
かわいい器
田酒たのんだ
自家製厚揚げ
田舎そば食べたかったけどなかったので、やぶせいろ
どの料理も一手間かかってておいしゅうございました
読んだ本






2013年9月14日土曜日

寺めぐり(早稲田~神楽坂)

しばらく中断してた、江戸三十三番観音札所巡りを再開いたしやした
早稲田のお寺に行く前にまずは腹ごなし

慶応に二郎あれば、早稲田にメルシーあり
改装したのかな、ずいぶん小綺麗な店内でした
チャーシュー麺
甘くて濃い目の醤油スープに中太ストレート麺があうっ
うまいっっ

前回、お留守で御朱印いただけなかった放生寺再び
江戸三十三観音札所第十五番 真言宗 光松山威盛院 放生寺の聖観音


神楽坂まで歩いて 江戸三十三番観音札所 十六番 天台宗 医光山長寿院 安養寺
十一面観音様
丁寧に説明いただけました
こっちは大黒様
大黒堂の欄干


神楽坂 善国寺の石虎
新宿区指定有形民俗文化財
安山岩製、82cm、嘉永元年(1848年)奉納
台座に「岩戸町一丁目」「藁店」「神楽坂」「肴町」
石工は原町の平田四郎右衛門と横寺町の柳沼長右衛門
ロイヤル・スコッツマンでちょっと一杯
常陸野ネスト カスクトラディショナル
定番のPUNK IPA
神楽坂若宮八幡宮







2013年9月12日木曜日

とんかつ と ゴムゴム麺

昼は蒲田にいく用事があったので、とんかつ丸一

夜は二子玉に行く用事があったので、糖朝でゴムゴム麺











2013年8月20日火曜日

【本】ハイペリオン

ダン・シモンズの「ハイペリオン」読み終わったわ。

あんな内容やってんねぇ
本作と続編(パイペリオンのの没落)のタイトルから、勝手にハイペリオンって銀河帝国(かその主星)の興亡史かと思ってたわ

後書きを読むと、ジョン・キーツって早世した不遇の詩人に同名の未完詩があって、それをモチーフにした作品なんやってねぇ。
全然、知らんかったわ、有名なの??
キーツは本編でも物語のキーとなる存在としてたびたび出てきます。


<以下、チョイネタバレ>

実際、本作はハイペリオンにある時の墓標をめざす、7人の巡礼者が一人ひとり、旅をするにいたった理由を語るというスタイルなのね。
で、それぞれの因縁を抱えていよいよ時の墓標というところで、つづきは続編の「ハイペリオンの没落」に続くと…
非常に面白かったんですが、期待値が高すぎたせいか、「すぐに続編よみたいっ!」というほどには盛り上がってない俺ガイル。

訳文はいかにもなSF翻訳本的で、非常に読みやすかったんですが、原文はもっと叙情詩的だったんじゃないのかしらと思ったり(わからんけど)…

J.G.バラードの翻訳みたいに、もそっと飲み込みにくいこねくり回した表現のが雰囲気でたような気もいたします。
まぁ実際そう書かれてたら途中でなげだしてそでもありますが…

とりあえず、続編「~の没落」も下巻だけ古本屋の特価本コーナーで入手しておりますので、記憶がなくならないうちに上巻も入手したいと思います。

こちらからは以上です

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

2013年8月15日木曜日

【本】ハードボイルド 原尞(はらりょう)

ハードボイルド 原尞(はらりょう) 読了

私が日本人で一番好きなハードボイルド作家・原尞(はらりょう)の小説以外のお仕事をまとめた本。
もともと「ミステリオーソ」という単行本ででてたのを、増補分冊したうちの一冊。
もう一冊はそのまま「ミステリオーソ」というタイトルで音楽や映画関連をまとめてあって(未読)、こちらは海外小説の後書き・エッセイ・対談・未収録短編などを本にまつわるものをまとめたもの。
チャンドラーへの敬愛、他の作家達への尊敬、小説論などがかいま見えて非常に面白かった。

原尞はもともと我流のジャズピアニストをやっていて、映画の脚本などをやったあとに、思い立って探偵小説を書きだしたという、なかなか異色でかっちょええ経歴の持ち主。
さらに、探偵小説を中心とした読書歴もすごいものがあるんですが、そういう人にありがちな「俺様すごいだろ」感が臭ってこないのが、実にいいですな。

チャンドラーはほぼほぼ読んだことあるけど、他に作者が愛した作家・シリーズを読みたくなってきましたよ。

備忘メモ
- キャビン・ライアス マクシム少佐シリーズ
- ロス・マクドナルド
- 結城昌治
- ロバート・B・パーカー
- トニィ・ヒラーマン
- マクケル・Z・リューイン
- デイヴィット・グーデス
- コーネル・ウールリッチ
- ロス・トーマス
- ジョルジュ・シムノン メグレ警視シリーズ

作者の小説論がよくわかる部分をちょっと紹介
なるほどこりゃ寡作家になるわけだ

P28 『暗い落日のこと』より
 私は、私立探偵という職業がこの国で成立しているかどうか、小説の主人公としての私立探偵にリアリティがあるかどうか、という点についてはまったく思い悩まなかった。人はいざ知らず、私が私立探偵を主人公にした小説を書きたかったのは、この日本の現状などに触発されたからではなくて、あくまでもレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウという”存在”に触発されたからで、ほかにどのようなリアリティも必要なかったのである。例えば、作品の中の医者である人物にリアリティがあるのは、その職業がひろく実在しているからではなくて、書き手にその人物にリアリティをもたせる筆力があるからである。

P92 『生粋の小説家シムノン』より
 何一つ資料を参照せず、何一つ調査などせずに執筆された小説―まるで文学少女がお手軽に書き散らした三文小説の文章と同じように純粋に作家の想像力のみで紡ぎだされた”傑作”というのが、私の小説の理想である。
 確かにありとあらゆる小説が書き尽くされた感のある今日では、小説というものの枠組みも拡充されてしかるべきかもしれない。なるほど資料(史料)を駆使した小説も、調査に基づく小説も否定することはできない。だかそれらは結局資料(史料)+小説であり、調査+小説であり、それがたとえ成功していたとしても、小説の手柄は減殺されるべきものであるし、まして、その資料や調査が読者をうんざりさせているとしたら、もはやその小説は死に瀕していると言わなければならない。シムノンに限らず、私の好きな小説家たちはそういう小説は一冊も書かなかった。バルザックもドストエフスキイも。もちろんチャンドラーも。そして山本周五郎も。

ハードボイルド (ハヤカワ文庫JA)

2013年6月22日土曜日

【映画】Dr.パルナサスの鏡 (The Imaginarium of Doctor Parnassus)

著者 :
ジェネオン・ユニバーサル
発売日 : 2010-07-02
続いて「パルナサスの鏡」観たっ

テリー・ギリアムに好きに撮らせるとこうなるんやねぇ
つくづく映像ありきの人なんだろうなぁって思う
劇場でみるべき映画でありました

ヒース・レジャー生きてたらどんな仕上がりになったんでしょうかねぇ

鏡の中の世界で、ヒースの代役務めたジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルは、ギャラを全額、遺された娘に寄贈だそうです。
イイハナシダナー

【映画】アンストッパブル (Unstoppable)

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2011-04-27
文句なしのエンターテイメント作品。
トニー・スコットらしい無骨な鉄道描写がいいねぇ。
悪者が出てこなくてもこんな面白いアクションがつくれるんですなぁ
映画の構成上、本社の部長が悪役ポジション割り振られてたけど、別に彼もそんな無能でも間違ってたわけでもないと思うのよね
まぁなんにせよ鉄道アクションの大傑作でした。

2013年6月17日月曜日

【本】ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

この3人を集めて、このタイトルをつけた企画の勝利ですなぁ。
もともとは朝日新聞の紙面企画で、このタイトルも朝日の記者が考えたそうな。

内容は特筆すべきものはなかったかな…
手塚るみ子、水木悦子は第二子だし、赤塚るみ子は中学生のときに不二夫が家をでてるんで、そんなに父親とのエピソードも豊富ではないのよねぇ。
まぁ赤塚家はなかなかすごい家庭ではあるのだが…

面白かったのは父親の女性観に対してなかなか辛辣なところかなぁ(特に手塚)、実の娘じゃないとなかなか言えないところかなと思った。

一番おもしろかったのは最後のページにそれぞれの写真が載ってるんだけど、みなさん見事にお父さんそっくりw


ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (文春文庫)

【本】熊撃ち

著者 : 吉村昭
文藝春秋
発売日 : 1993-09-10
熊撃ち猟師を取材しこれを描いた短篇集、非常に面白かったです。
もともとは月刊ペンでの連載だったそうな。
吉村昭で熊といったら「羆嵐」だが、この取材中に三毛別羆事件を知るも、短編で描けるものではないと、本連載終了後に長編として描いたものとのこと。

「羆嵐」もルポ風の前半に対して、後半は猟師銀四郎が羆を追い詰めるところを息詰まるタッチで描いてたおりましたが、その部分を独立させたような作品が多かったですね。

「羆嵐」の後半が好きだった人にはおすすめ…だけど絶版中みたいっす。

ちなみに、タイトルが羆じゃなくて熊なのは一編だけツキノワグマ撃ちの話が入ってるからっ

2013年6月10日月曜日

【本】コモン・センス

トマス・ペインのコモン・センス読んだ。

イギリス出身のトーマス・ペインさんが、ブリテン植民地であるアメリカ市民に対して、あんなもんに従ってちゃダメダメ!って論理的に焚きつけたパンフレット。

岩波文庫買うの好きなんだけど、だいたい途中で投げ出しちゃうのよね。
でもパンフレット系はいいね。
なによりも短いし、大衆向けなんでわかりやすい。
でもって、アジり具合がいいのよね。
(まぁ本書は共産主義系のパンフレットに比べるとアジり具合が物足りなくもあるんだが)

解説が著者と時代の説明を丁寧にしてくれてて、それも嬉しい。

現在のオラオラ系のアメリカからは想像つきにくいけど、かつてはイギリスの王&議会におっかなびっくりしてた時代もあったわけですなぁ。
解説にあったけど、イギリス人の著者が、王制なんてしょーもないっ!って断言したことで、そのあとの独立の機運に弾みをつけたという面があったそうな。

薄くてあっさり読めるんで、アメリカの成り立ちに興味ある人なら読んどいていいんじゃないでしょーーか