2012年11月17日土曜日

【映画】クィーン

エイベックス・エンタテインメント
発売日:2007-10-24

ダイアナ妃の事故死の際の王室の裏側を描いた作品。
生前の確執と王室の伝統を守るために無関心を貫こうとするエリザベス女王と、国民の反感を受けてそれをとりなそうとするブレア首相を軸に描かれております。
女王の葛藤と威厳、首相の人間味が上手に描かれておりました。
退屈しそうな内容ですが、夫であるフィリップ殿下、母であるエリザベス王太后、そして息子でありダイアナ妃の元夫であるチャールズ皇太子など、周辺の人物も人間くさく描かれていて、面白かった。
父である先王のジョージ6世も、王制の被害者として作中で触れられていて、本作もクライマックスがエリザベスのスピーチでもあり、「英国王のスピーチ」とあわせて見ると非常に面白いと思う。

おすすめ。

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