2013年6月22日土曜日

【映画】Dr.パルナサスの鏡 (The Imaginarium of Doctor Parnassus)

著者 :
ジェネオン・ユニバーサル
発売日 : 2010-07-02
続いて「パルナサスの鏡」観たっ

テリー・ギリアムに好きに撮らせるとこうなるんやねぇ
つくづく映像ありきの人なんだろうなぁって思う
劇場でみるべき映画でありました

ヒース・レジャー生きてたらどんな仕上がりになったんでしょうかねぇ

鏡の中の世界で、ヒースの代役務めたジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルは、ギャラを全額、遺された娘に寄贈だそうです。
イイハナシダナー

【映画】アンストッパブル (Unstoppable)

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2011-04-27
文句なしのエンターテイメント作品。
トニー・スコットらしい無骨な鉄道描写がいいねぇ。
悪者が出てこなくてもこんな面白いアクションがつくれるんですなぁ
映画の構成上、本社の部長が悪役ポジション割り振られてたけど、別に彼もそんな無能でも間違ってたわけでもないと思うのよね
まぁなんにせよ鉄道アクションの大傑作でした。

2013年6月17日月曜日

【本】ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘

この3人を集めて、このタイトルをつけた企画の勝利ですなぁ。
もともとは朝日新聞の紙面企画で、このタイトルも朝日の記者が考えたそうな。

内容は特筆すべきものはなかったかな…
手塚るみ子、水木悦子は第二子だし、赤塚るみ子は中学生のときに不二夫が家をでてるんで、そんなに父親とのエピソードも豊富ではないのよねぇ。
まぁ赤塚家はなかなかすごい家庭ではあるのだが…

面白かったのは父親の女性観に対してなかなか辛辣なところかなぁ(特に手塚)、実の娘じゃないとなかなか言えないところかなと思った。

一番おもしろかったのは最後のページにそれぞれの写真が載ってるんだけど、みなさん見事にお父さんそっくりw


ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 (文春文庫)

【本】熊撃ち

著者 : 吉村昭
文藝春秋
発売日 : 1993-09-10
熊撃ち猟師を取材しこれを描いた短篇集、非常に面白かったです。
もともとは月刊ペンでの連載だったそうな。
吉村昭で熊といったら「羆嵐」だが、この取材中に三毛別羆事件を知るも、短編で描けるものではないと、本連載終了後に長編として描いたものとのこと。

「羆嵐」もルポ風の前半に対して、後半は猟師銀四郎が羆を追い詰めるところを息詰まるタッチで描いてたおりましたが、その部分を独立させたような作品が多かったですね。

「羆嵐」の後半が好きだった人にはおすすめ…だけど絶版中みたいっす。

ちなみに、タイトルが羆じゃなくて熊なのは一編だけツキノワグマ撃ちの話が入ってるからっ

2013年6月10日月曜日

【本】コモン・センス

トマス・ペインのコモン・センス読んだ。

イギリス出身のトーマス・ペインさんが、ブリテン植民地であるアメリカ市民に対して、あんなもんに従ってちゃダメダメ!って論理的に焚きつけたパンフレット。

岩波文庫買うの好きなんだけど、だいたい途中で投げ出しちゃうのよね。
でもパンフレット系はいいね。
なによりも短いし、大衆向けなんでわかりやすい。
でもって、アジり具合がいいのよね。
(まぁ本書は共産主義系のパンフレットに比べるとアジり具合が物足りなくもあるんだが)

解説が著者と時代の説明を丁寧にしてくれてて、それも嬉しい。

現在のオラオラ系のアメリカからは想像つきにくいけど、かつてはイギリスの王&議会におっかなびっくりしてた時代もあったわけですなぁ。
解説にあったけど、イギリス人の著者が、王制なんてしょーもないっ!って断言したことで、そのあとの独立の機運に弾みをつけたという面があったそうな。

薄くてあっさり読めるんで、アメリカの成り立ちに興味ある人なら読んどいていいんじゃないでしょーーか




2013年6月8日土曜日

【映画】ブラッドワーク


録画してたイーストウッド主演の「ブラッドワーク」見た。

スローテンポなサスペンス…

主人公は元FBI行動分析官なのに、全然行動分析してないし…
「意外な」犯人はすぐわかるし…
暗号は脱力すぎるし…

2時間ドラマみたいな映画でございました
ま、ながら見用っすな

あと、久々に吹き替えでイーストウッドみたけど、未だに山田康雄じゃないと違和感あるわぁ