2013年6月10日月曜日

【本】コモン・センス

トマス・ペインのコモン・センス読んだ。

イギリス出身のトーマス・ペインさんが、ブリテン植民地であるアメリカ市民に対して、あんなもんに従ってちゃダメダメ!って論理的に焚きつけたパンフレット。

岩波文庫買うの好きなんだけど、だいたい途中で投げ出しちゃうのよね。
でもパンフレット系はいいね。
なによりも短いし、大衆向けなんでわかりやすい。
でもって、アジり具合がいいのよね。
(まぁ本書は共産主義系のパンフレットに比べるとアジり具合が物足りなくもあるんだが)

解説が著者と時代の説明を丁寧にしてくれてて、それも嬉しい。

現在のオラオラ系のアメリカからは想像つきにくいけど、かつてはイギリスの王&議会におっかなびっくりしてた時代もあったわけですなぁ。
解説にあったけど、イギリス人の著者が、王制なんてしょーもないっ!って断言したことで、そのあとの独立の機運に弾みをつけたという面があったそうな。

薄くてあっさり読めるんで、アメリカの成り立ちに興味ある人なら読んどいていいんじゃないでしょーーか




0 件のコメント:

コメントを投稿